サウンド&レコーディング・マガジン6月号 「ミュージシャンとして生き延びていくための 2010年型ライブのやり方・稼ぎ方」他

特集がちょっと面白そうだったので、ご紹介。
「◎Introduction〜本当にライブで“稼げる”のか?」部分はネット上で読むことができます。


Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2010年 06月号 [雑誌]
■特集
ミュージシャンとして生き延びていくための
2010年型ライブのやり方・稼ぎ方
CDの販売が落ち込み、ダウンロードでの音楽配信も伸び止まる中でも、ライブには人が集まると言われている。マドンナやローリング・ストーンズU2など世界のトップ・アーティストは大規模なワールド・ツアーを組み、毎回大きな話題を呼んでいるし、日本やイギリスでは大規模ロック・フェスティバルが人気だ。他方で、ライブがビジネスとなりうるのはこうした大規模のものだけだという声もある。しかし、CDやダウンロードが伸び悩むという現状は、メジャーであろうとインディーズであろうと変わりはない。そんな中、ミュージシャンが音楽で対価を得ていくために、制作と両立しうるもう一つの柱としてライブ活動ができないだろうか? そうした目的でのライブのやり方を模索するのが本特集の狙いである。“人前で演奏することでお金を稼ぐ”という、ある意味では当たり前の行為を、自分なりにどう再定義できるか、一緒に考えてもらいたい。


◎Introduction〜本当にライブで“稼げる”のか?


◎Part1 アーティストが当事者意識を持て!
・CASE1 曽我部恵一〜年間100本をこなす“ライブの達人”に学ぶ
・CASE2 山田稔明(GOMES THE HITMAN
      〜生粋のソングライターが全国のカフェを巡り始めた理由
・CASE3 クラムボン〜自前でPAシステムを用意しどこでもライブが可能に
・CASE4 世界の終わり〜バンドを始めるためにライブ・ハウスをDIYで造る


◎Part2 ライブ会場を味方につけろ!
PAエンジニアが見たライブ・スペースの現状〜玖島博喜氏(Team URI-Bo)に聞く
・CASE1 下北沢CLUB Que〜バンドの登竜門が見てきた“ライブで成長する”ということ
・CASE2 六本木SuperDeluxe
      〜特別なライブを実現するためにレイアウトを固定しないスペースに
・CASE3 渋谷UPLINK FACTORY
      〜映画界で異彩を放つ配給会社がチャージ・バック率75%を提案


◎Part3 ライブを“その場限り”で終わらせるな!
・CASE1 カーネーション〜アーティスト自身がライブ配信サイトを構える
・CASE2 特別講義:Ustream中継をいい音で聴かせる方法
      講師:柏原譲OTOUTA)+葛西敏彦


(引用元:雑誌 サウンド&レコーディング・マガジン